ラオスに向けて出発される愛子さま=17日午前、羽田空港(代表撮影)
天皇、皇后両陛下の長女愛子さまは17日、日本との外交関係樹立70周年に合わせてラオスを公式訪問するため、羽田空港から民間機で出発された。滞在中、トンルン国家主席への表敬訪問や晩さん会などに臨み、友好親善を図る。愛子さまの海外公式訪問は初めて。
愛子さまは午前11時ごろ、羽田空港の搭乗口で見送りに来た宮内庁幹部に「精いっぱい頑張ってきます」と話し、にこやかに手を振って機内へ向かった。
22日までの日程で、17日夜に首都ビエンチャンに到着する。公式行事は18日で、国家主席を表敬訪問し、ソンサイ首相と会見するほか、パーニー国家副主席主催の晩さん会に出席する。
19日は日本語教師を受け入れている学校や、ベトナム戦争中に投下された不発弾の問題に関する施設「COPEビジターセンター」を視察する。
20日は北部の古都ルアンプラバンに移動し、国立博物館や景勝地・クワンシーの滝を訪れる。日本の支援で設立した小児病院も見て回る。21日は在留邦人や日本とゆかりのあるラオス人と面会した後、帰国の途に就く。22日朝、成田空港に到着する予定だ。
愛子さまは2006年に皇太子時代の両陛下とオランダを私的訪問した。高校2年だった18年は英国の私立イートン校のサマースクールに参加した。

































































