
「東京ゲームショウ2025」のカプコンのブース=25日午前、千葉市の幕張メッセ
世界最大級のゲーム展示会「東京ゲームショウ2025」が25日、千葉市の幕張メッセで開幕した。ゲーム各社が新作を披露。過去最多となる出展社数は初めて千社を超えた。26日までは業界関係者向けで、一般公開は27日から2日間。4日間で25万人の来場を見込んでいる。
ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、北海道を舞台にした時代劇アクションアドベンチャーゲーム「ゴースト・オブ・ヨウテイ」を展示。カプコンは人気ゲーム「バイオハザード」の最新作の体験コーナーを設けた。
個人や小規模企業が制作したインディーゲームを集めたエリアもある。地下通路で異変を見つけ出すゲーム「8番出口」が昨年この場に出展。その後に映画化されて注目を集めた。
ゲーム制作会社の40代の男性社員は「業界の勢いを感じることができる。ゲームショウを通してさらに盛り上がることを期待したい。自分もいろいろな新作を試してみようと思っている」と話した。
一般公開の1日入場券は既に完売。26年からは一般向けの日程を1日増やし、合計5日間の開催とする。東京ゲームショウは1996年に始まり、今回で35回目。