
勇壮な武者が画用紙いっぱいに描かれ、最優秀賞に選ばれた髙橋さんのポスターデザイン
第49回伊達武者まつり(実行委員会主催)のPRポスターデザインが決定した。事前に行っていたコンクールで最優秀賞に選ばれた弄月町在住の髙橋恵理加さんの作品を採用。馬にまたがる武者をモチーフにした迫力ある仕上がりで、半世紀を前にした夏の一大イベントの機運を盛り上げそうだ。
ポスターデザインは28日、伊達市松ヶ枝町のだて歴史の杜カルチャーセンターで開かれた実行委総会で発表された。事務局(市商工観光課)によると、コンクールは同センターで12~28日実施。来場者による一般投票は227人からあった。
髙橋さんの作品は、実行委員の投票を含めて最多の40票を獲得。応募総数68点の頂点である最優秀賞に輝いた。画用紙いっぱいに描かれた馬上の武者のかぶとは、亘理伊達家初代当主・伊達成実を表す毛虫の前立てに勇壮さがにじむ。表彰式はまつりの最終日に行う予定。
総会には関係者45人が出席。実行委員長に佐藤一英氏(伊達サッシ代表)を選出した。佐藤実行委員長は「来場者の確保が課題。関係者と連携をとり運営に努めていきたい」と抱負を述べた。
今年は8月1、2日の2日間で実施される。乗馬体験や騎馬武者行列などの事業計画を承認した。また、武者まつりオリジナルのTシャツ・ポロシャツの予約販売を30日まで受け付けている。