
入港したクルーズ船「セブンシーズ・マリナー」=18日午前7時ごろ、室蘭港中央ふ頭
乗客乗員1151人を乗せたバハマ船籍のクルーズ船「セブンシーズ・マリナー」(4万8千トン)が18日早朝、室蘭港に初入港した。欧米の乗船客らは、ふ頭で歓迎を受けた後、室蘭市内や近隣の観光、飲食を楽しんだ。
本年度2隻目となるクルーズ船は午前6時20分過ぎ、中央ふ頭旅客船バースに接岸。岸壁では室蘭港を愛する会のメンバーらの旗振りの出迎えや、英会話教室の子どもたちが歓迎のあいさつと折り鶴や紙風船をプレゼントした。
乗船客のうち希望者は、白老のウポポイや室蘭の地球岬、登別地獄谷などに向かうバスに乗車し、観光地へ。カナダ・トロントの男性(51)は「有珠山のロープウエーで火山を見に行くのが楽しみ」と話した。
歓迎セレモニーは午前11時から行われ、青山剛市長からの同船の入港写真パネルと、ロザリオ・バスタ船長からの同船印刷の盾を交換し合った。
同船は同日午後7時、次の目的地・コディアック(米アラスカ州)へ向け出港した。
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