「食と酒を心ゆくまで楽しんでください」と大平さん
ボリューム満点、酒類も充実
先月、創業20周年を迎えた、あげ屋(室蘭市中島町1・15・17)。店主の大平一彦さんは「34歳で一念発起。脱サラし店を始めました。20年間、営業を続けられて、とてもうれしい」と話している。
同店は肉、魚、野菜など30種類以上の素材を使った揚げたての串揚げが食べられる人気店。日本酒やウイスキーなど酒類も充実していて、焼酎は80種類もの銘柄を取りそろえている。「好きな酒で好きな料理をつまんでほしいと思ったら、酒もメニューも増えてしまった」と晩酌好きの大平さんは笑顔で打ち明ける。
自慢の串揚げはどれも大ぶりでボリューム満点。「具を大きくしているので低温でじっくり火を通します。衣は厚めにし、外はカリッと中はしっとりジューシーに揚げています」と工夫を語る。
営業日は午前中にその日使う食材の下準備を行う。串揚げのほか、伊達産の黄金豚を使った焼きとり、シューマイやギョーザ、チャーハンのために仕込むチャーシューなど、手間を惜しまない料理も常連客に喜ばれている。
営業時間は午後6時~同11時。日曜定休。電話0143・46・7010へ。