
強盗に備え実施された訓練
NEXCO東日本室蘭管理事務所(室蘭市崎守町)とネクスコ・サポート北海道(札幌)は15日、道央道の室蘭料金所で強盗事件を想定した防犯訓練を実施した。
コロナ禍で3年ぶりの開催。毎年、年末年始を控えた秋に行っていた。
客を装った犯人役の室蘭署員が、事務室の職員を凶器で脅し現金を強奪して逃走すると想定した。
訓練では職員がマニュアル通りに落ち着いて対応。チェックシートに犯人の背丈や靴の色、上着の種類などの特徴を記載。通報で駆け付けた警察官に、逃げた方向などを伝え、引き継いだ。
職員たちは訓練終了後も、犯人への対応の仕方などを署員に積極的に質問。万が一の事態に備えていた。