厨房で腕を振るう蝦名さん
◆―― 看板料理は刺身定食
室蘭市白鳥台の商業施設ハック内に「食堂みなしん」がオープンした。近年、飲食店の閉店が続く白鳥台地区でのにぎわい創出を目指す。運営を担う鮮魚店「ハイフィッシュみなしん」の皆川真一代表取締役は「地域の方に気軽に足を運んでもらえる店にしたい」と話す。
店内は漫画やフィギュアを展示するなど、気軽にくつろげる空間づくりをテーマに仕上げた。カウンター席とテーブル席を合わせて約20席を用意した。
看板メニューの「魚屋さんの刺身定食」(税込み1500円)は、鮮魚店ならではの仕入れを生かし、その日ごとの旬の魚を味わえる。このほか、人気メニューの「親子丼」(同千円)やカレーライス(同750円)など10種類以上をそろえる。
調理を担当するのは蝦名茂さん(78)。東京の料亭で修行した後、室蘭市内で独立。60年以上にわたり腕を振るってきた和食一筋の料理人。丁寧な仕込みに加え、タレも自家製で仕上げるなど「自分の納得いくものを提供したい」と強調する。
開店に向けては1月ごろから準備を進めてきた。野菜や肉など、できる限りハック内の各店舗で仕入れた食材を使用する。今後は日替わりメニューや煮魚定食の提供も予定している。
20日のオープン初日には、11時の開店と同時に多くの市民らが足を運び満席となった。
刺身定食を注文した白鳥台の会社員、小家弘行さん(63)は「とてもおいしかった。地域に飲食店ができてうれしい。また来たい」と笑顔を見せた。
皆川代表取締役は、「初日から多くの方に来店いただき、ありがたい」と実感を込めた。飲食店が減少している現状に触れ「少しでも地域活性化につながってくれればうれしい」と話した。
営業時間は午前11時から午後2時まで。定休日は水、木曜日。


























































