横浜に住んでいて感じるのは、環境のことを考えて暮らしている人が多いということです。意識が高いというより、日常の中で、無理なくサステナブルな選択をしている人が多い感覚です。マイボトルを持ち歩く、地元野菜を買う、環境について話すなど—。他の街でもだと思いますが、私は、横浜でこの習慣が身に付きました。
実は、横浜は市内の約3分の1が農地や緑地なんです。都筑区・泉区・緑区では、たくさんの農家さんが活動しており、新鮮な地元野菜を手に入れることができます。みなとみらいなど観光地エリアでも、至る所でマルシェが開催されて、横浜市庁舎内では、JA横浜「ハマッ子」直売所が出張販売をしていたり、「横浜北仲マルシェ」は時々私もお手伝いして、売り手さんとお話しをしたり購入したりしています。
横浜では徐々に盛り上がりを見せていますが、2027年に旭区・瀬谷区で「GREEN×EXPO 2027(国際園芸博覧会)」が開催されます。これは、世界各国が参加し、花や緑、人の暮らしをテーマにした国際的な祭典です。開催場所は、かつて米軍の通信施設として使われていた場所で、長い間土地利用が制限されていたことから、草地や里山などの自然環境がそのままで多く残っています。
博覧会テーマは「幸せを創る明日の風景」。花や緑、環境、食、文化など、さまざまな視点から“自然と人の共生”を世界へ発信していくそうです。横浜市が掲げる「環境共生都市・横浜としても、横浜市民の暮らしや意識を、世界に向けて伝えることになりそうです。
私も、この博覧会をとても楽しみにしています。横浜で暮らす中で身についてきた日常が、どのような形で発信され、世界にどのように伝わるのか。横浜の未来の姿を見られる機会になるのではと思っています。これからも無理なく環境を考えながら日々の暮らしを続けたいと思います♪
(稲葉美菜子・いなば行政書士事務所)
























































