
今回は30回目を記念して、趣向を少し変え、横浜を擬人化してみました!
これまでご紹介したヨコハマ。皆さんはどのような印象でしょうか? 私が想像した「横浜さん」は、オシャレに気を使っていて、誰とでもすぐに仲良くなれる人。海外から来る人を自然に受け入れて、実は庶民的と気取らない顔もある。そんな人物像が浮かんできました。
ただ、この『ヨコハマ探訪』掲載を続けていて、横浜は「横浜さん」ひとりではないなと気付きました。エリアごとに全く違うキャラクターがいるんです!
例えば、山手さん:上品で知的な女性です。洋館のお庭でお茶を飲みながら、異国の歴史あるお話をしてくれます。
中華街さん:陽気でグルメ好きです。「お腹いっぱい食べていきなよ!」といつも声をかけてくれる頼もしい存在です。
関内くん:真面目な会社員。昼はオフィス街でバリバリ働き、夜は横浜スタジアムで大声を上げて野球を応援する、そんな二面性が魅力です。
本牧くん:音楽とアートを愛する自由人。不良っぽさもあるけれど、実は仲間思いで人情深く、ロックに新旧文化を融合させています。
野毛おじさん:豪快で世話好き。お酒が大好きで、カウンターに座れば誰とでも仲良くなり、若者の悩みに耳を傾けてくれる人です。
みなとみらいちゃん:キラキラした新世代です。最新スポットやイベントに誰よりも詳しく、成長の絶えない若者らしいエネルギーを常に放っています。
こうして擬人化して見ていくと、いろんな仲間が集まった街でした。この多面性を柔軟に繋げて自然に街に溶け込んでいるところが、横浜らしさなんだろうなと改めて感じます。
この『ヨコハマ探訪』も今回で30回目を迎えました。横浜は街でありながら、私にとって、どの場所も懐かしく親しい友人のようで、いつも新しい発見をくれます。次は誰に会いに行こうかなーと!
引き続き、『ヨコハマ探訪』をお楽しみいただけますと幸いです。
(稲葉美菜子・いなば行政書士事務所)