2025年10月14日(火曜日)

  1. トップ
  2. むろみんホットニュース一覧(科学・文化・教育)
  3. 〈動画〉ますますチャレンジ精神で 北川さん、一夜明け京大 ノーベル化学賞決定祝福
写真:室蘭満天花火・報道写真特集
写真:室蘭が誇る満天笑顔(新)全12回
写真:室蘭・登別・伊達の医療情報 2025むろみんメディカルガイドブック
写真:ぶどうの木

2025/10/09 12:00科学・文化・教育

〈動画〉ますますチャレンジ精神で 北川さん、一夜明け京大 ノーベル化学賞決定祝福

記事写真メイン

ノーベル化学賞の受賞決定から一夜明け、職員から花束を受け取る京都大の北川進氏(右)=9日午前、京都市左京区

◆―― 「昨日はバタンキュー」
 無数に開いた微小な穴に物質を出し入れできる新材料「金属有機構造体」を開発し、今年のノーベル化学賞に選ばれた京都大特別教授の北川進さん(74)が、発表から一夜明けた9日朝、京都市左京区の京都大吉田キャンパスに出勤し、大学職員から花束が贈呈され、祝福を受けた。報道陣から研究者を志す人への言葉を尋ねられ「ますますチャレンジ精神でやっていただきたい」とエールを送った。

 北川さんは「昨日は何とか睡眠をしっかり取ろうと思って『バタンキュー』で、気持ち良く朝起きた」とも話した。昨夜の記者会見後には、約100人の学生らに出迎えられた。「この賞に対する期待を感じた。心新たに引き締めたい」と語った。

 受賞決定で多忙な日々が続くと予想され「ノーベル賞が発表されると、ただのおじさんが急に変わる。いつも祈っていることは『平穏』だが、良い意味で平穏ではなくなったので、どうしようかな」と笑いを誘った。

 京大は9日付で、ホームページに北川さんの妻のコメントを公開。「結婚以来、研究・仕事一筋に歩んできた姿をずっと見てきたので、今回、その努力がこのような形で認められたことを喜んでおります」とし、関係者への感謝もつづった。

 スウェーデンの王立科学アカデミーは、大気から二酸化炭素(CO)を回収したり、一部の物質で発がん性が懸念される有機フッ素化合物(PFAS)を水から分離したりする技術に貢献する可能性があると評価した。

 日本のノーベル賞受賞は個人では30人目、昨年平和賞を受賞した日本原水爆被害者団体協議会(被団協)と合わせると31例目となった。今年は大阪大特任教授の坂口志文さん(74)も生理学・医学賞に選ばれ、同じ年に2分野で受賞が決まったのは2015年以来。

 北川さんは海外の研究者2氏との共同受賞。授賞式は12月10日にストックホルムで開かれる。

あなたにおすすめのニュース

写真:ドッグフードの神様
写真:Men’s clinic Dylan
写真:医療法人財団 匡仁会
写真:hadato
写真:シミ対策クリームおすすめ人気
写真:カスタムライフmedical
写真:フラワージュ美容クリニック
写真:iPhone買取市場
写真:AIスキルMEDIA
写真:ペアルック専門ショップ PairLuna
写真:骨格ウェーブ専門ショップ Wavelish
写真:お得電力ナビ
写真:競輪とオートレースの補助事業
写真:アニマルバンクマガジン
写真:玄珠米
写真:ぶどうの木
写真:のぼりべつエゾシカ
写真:共同通信社
写真:日本新聞協会
写真:47NEWS
写真:北海道ニュースリンク
写真:地域再生大賞