
猛暑が続く8月、仕事帰りに立ち寄った横浜ベイクオーターでは「2025ランタンフェスティバル」が開催されていました。夜にゆったりと楽しめるイベントとして開かれているようです。
私が訪れたのは夕方。まだ日が落ちきらず明るさが残る時間帯でしたが、会場には人が集まり、色鮮やかなランタンの前で写真を撮る姿が目立ちました。ランタンはベトナムを思わせる異国情緒あふれるデザインで、ランタン一つひとつが気になって間近でじっくりと見てしまいました。
会場はベイクオーター6階のガーデンの一角。規模としては決して大きくありませんが、緑に囲まれた空間に無数のランタンが灯ると、そこだけが異世界のよう。ベンチに腰をかけ、ランタンを眺めていると、まるでベトナムの夜市に紛れ込んだような気持ちになります。
横浜ベイクオーターへは、横浜駅きた東口改札からデッキで直結しており、アクセスも便利です。ランタンフェスティバルは2019年にスタートし今年で6回目の開催。今回のテーマは訪れる人に「まるで海外に出かけたような特別な空間を感じてもらうことを目的にベトナムの古都ホイアンをイメージして企画されています。
ランタンを楽しんだあとは、一駅電車に乗って野毛エリアへ。友人たちと合流しました。野毛といえば、昭和の雰囲気を残す横浜随一の飲み屋街です。小さな居酒屋からおしゃれなバルまであり、はしご酒をしながら街の空気そのものも味わえますよ。
横浜の夏の夜を満喫したひとときとなりました。ランタンで非日常を感じながら、気軽に立ち寄れる野毛へ。日本酒を片手に気分も爽快な夏時間を過ごしました。
(稲葉美菜子・いなば行政書士事務所)