
「ハマフェスY166」が5月下旬に開催されました。あいにくの曇り空でしたが、雨に降られることはなく、外でのハマフェスには適した涼やかな過ごしやすい日でした!
横浜開港にちなみ、この月は「横浜開港月間」とされ横浜の街全体が開港のお祝いムードに包まれます。「ハマフェス」は最後の土日に開催され、市民感謝祭として2010年から続いています。横浜の街が育んできた文化や歴史、音楽や食を伝えることを主旨として、まさに“横浜”を体感できるイベントです。
メイン会場の山下公園は、大勢の人で賑わっていました。横浜にゆかりのある企業や学校のブースが並び、眺めているだけでも横浜を知ることができます。地元ビールやシウマイ、横浜らしいカクテルも楽しみながら、メインステージに耳を傾け、ビアガーデンを満喫した気分になりました。
実は近くの赤レンガ倉庫では「GREEN ROOM FESTIVAL」も開催されており、そちらにも足を運びたかったのですが、都合で叶わず…。けれど、友人がそちらに参加しており、リアルタイムで電話を繋いでお互いの様子を伝え合いました。イベント自体は異なりましたが、どちらも横浜らしいイベントで、一緒に横浜のノリを楽しんだ気持ちに。「ハマフェス」の会場内にも、小さなクラブブースが設けられていて、DJ選曲の往年のメドレーを聴いて、周りにいる人も自然と笑顔で、音楽の持つ力を実感した機会でした。
横浜の人は、横浜愛が強いとよく言われます。どこか他の街とは違う、ノリの良さというか、軽やかさというか、私もまだ解明はできていないですが、この街が好きだな?とは強く思います。「横浜」が生んだ多くの文化が古くから根付いて街中にあって、今につながっているからなのかなと感じつつ…「ハマフェス」は、横浜の街の魅力と文化を実感できるイベントだと思います。食、音楽、街歩き、踊り―多彩な楽しみが会場中にありました。
(稲葉美菜子・いなば行政書士事務所)