
薪の前でPRする伊藤代表取締役(左)と山口常務取締役土木部長
初心者でも火付けやすく
「初心者でも火を付けやすいと好評です」とPRするのは、木造建築、鉄骨造、鉄筋コンクリート造などあらゆる解体工事が可能な熊谷解体工業(室蘭市本輪西町3・16・29)の伊藤寛司代表取締役。家屋などの解体時に発生する木材を自社で薪(まき)に加工し、今年の5月から販売している。
回収した廃材の中から薪に適した角材を選び、裁断したものを薪割り専用機で割る。建築資材はよく乾燥させた針葉樹が使われているため、火付けが簡単で燃えやすく、焚き火などの利用に向いている。同社の山口常務取締役土木部長は「薪は見た目も重要。薪割り専用機を使い、おので割ったような断面にこだわっています」と特徴を語る。
伊藤代表取締役は「壊すだけではなく、なにかを生み出す会社にしていきたい」と話し、「次は炭作りやシイタケ栽培などに挑戦したい」と意気込む。
5キロ税込み500円。長さは30センチ、35センチの2タイプを用意。同市神代町28・2の熊谷解体工業リサイクルセンターで販売している。営業時間は午前8時~午後5時。定休日は日曜日、祝日。問い合わせは電話0143・84局6535番へ。