
室蘭-青森間専用船舶となるブルーマーメイド
◆―― 10月2日の青蘭航路就航記念 抽選会や青森土産販売も
津軽海峡フェリー(函館市、村上玉樹代表取締役社長)は30日、室蘭港と青森港を結ぶフェリー航路就航(10月2日)を記念して、室蘭港フェリーふ頭に停泊する就航船舶「ブルーマーメイド」(8820トン、約144メートル)の船内見学会を開く。“おとぎ話のような、夢のある船旅を…。”が船名の由来となっている同船の内外を見学できるほか、就航記念オリジナルグッズのプレゼント、乗船券や乗船割引券が当たる空くじなしの抽選会も行われる。入場無料。
同船は2014年から函館-青森間で使用されており、車両積載能力はトラック71台または乗用車230台、旅客定員は583人。バリアフリー対応の広々とした船内には、オーシャンビューのリクライニング式「ビューシート」や大型犬にも対応の「プライベートドッグルーム」など、さまざまな設備・客室がある。
船内見学会は午後1時~4時(3時半入場締め切り)に行われる。全客室が見学でき、先着2千人にオリジナルグッズと空くじなしの抽選券を配布する。見学後に抽選を行い、無料乗船券や乗船割引券、オリジナルグッズなどが当たる。
当日は午前10時~午後4時まで同社グッズや青森の土産品を販売する売店を営業。無料駐車場を用意するが、満車の場合は待機する場合がある。混雑時は入場を制限する。車いすでの入場もできるが、一部見学できないスペースがある。
同社は25日に室蘭港フェリーターミナルに室蘭支店を開設、30日には記念式典が行われる。見学会については「今までフェリーになじみのなかった方にも見に来ていただき、末永く愛してもらえたら」と来場を呼びかけている。