
子どもたちに人気だったハンモックコーナー
◆―― キッチンカー30台、ブース出展は倍増
室蘭を舞台に10月7、8日に行われるキャンプイベント「FEELD GOOD SECOND MURORAN CAMP(フィールド グッド セカンド ムロラン キャンプ)」の内容が固まった。2回目となる今回は大幅にスケールアップ。企業などによるブースへの出展数が2倍に増えたほか、キッチンカーも1.5倍増の約30台が集結する。ステージイベントも多彩に計画されており、目標の来場1万人達成に向け”手応え良好“。泊りでも日帰りでも楽しめる企画となった。
「フィールド―」は同実行委員会が主催。屋外イベントを詰め込んだ内容の多彩さが特長で、2回目を迎えさらに充実した。企業などの出展ブースには、アウトドア用品メーカーやアパレル関連企業などが初参加。前回に続き地元の各自動車ディーラーのほか、札幌の輸入車ディーラーも出展する。前回、人気を集めたオフロード車の体験試乗のほか、陸上自衛隊の装甲車も登場する。
地元有志が作ったスケートボードコーナーもスケールアップ。スポーツ用品販売の「ムラサキスポーツ」とタイアップし、BMXやストライダーコーナーを設け、アウトドアイベントを盛り上げる。
ステージでは、ユーチューバーのトークショーのほか、アーティストのライブが行われる。
フリーマーケットの出店も20店から50店に増えた。150張分用意したテントサイトと、キャンピングカーサイトは、ほぼ予約で埋まった。
協賛企業・団体も前回から大幅に増加。メディアパートナーの室蘭民報社を含め、市内外の100を超える企業・団体が協力する。昨年終了直後から「次はぜひ協力させてほしいと多くの連絡を頂いた」(実行委)と驚く。
開催場所は、道の駅みたら室蘭(祝津町)横に設ける特設会場。キャンプをしながら行うフリーマーケットを通じて「持続可能な開発目標(SDGs)」に貢献する。
市内外から多くの集客を見込み、地域活性化にも一役買う。初開催となった昨年は、2日間合わせて目標の3千人を大きく上回る延べ7千人(主催者発表)が来場した。入場は無料となっており、実行委は「今回もより多くの人に楽しんでもらいたい」と話した。