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2023/04/19 07:00企画・特集

室蘭を、もう一度「かっこいい街」に これからの『室蘭』を考える DENZAI・上村社長×室蘭民報社・野田社長 [緊急Web対談]

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 G7で洋上風力を全体で7倍にすることで一致したことを受け、DENZAIグループの事業統括会社DENZAI株式会社で代表取締役社長CEOや室蘭洋上風力関連事業推進協議会(MOPA)理事長を務める上村浩貴氏が韓国・ソウル市に滞在の中、室蘭民報社の野田龍也代表取締役社長とWeb対談。今後の室蘭港の洋上風力発電拠点化に向けた可能性や室蘭の将来について意見を交わした。また、激戦の室蘭市長選についても強い思いを語った。

変化、挑戦し続けるDENZAI



 【野田社長】室蘭から誕生した電材重機は「世界のDENZAI」として認知されています。コロナ禍にあってもゆるぎなく成長し、さらに変化を求めていく姿があります。

 【上村社長】2012年から22年までに連結売上高を約20億円から約182億円に成長を果たしました。23年度の売上高目標は200億円です。連結従業員数は971人、年内には、創業以来初の連結従業員数が千人を上回る予想です。

 DENZAIグループのコーポレートキャッチコピーは、「Change the Future,Together」です。これを訳すと、「未来を変えよう、一緒に」という意味になります。

 「企業も人も、絶えず変わり続ける社会ニーズ・課題に合わせて変化していかなくてはならない」というメッセージを役員・社員一同、共有しています。変化を恐れず、挑戦し続ける人の集まりが強い企業を作り、より社会に貢献できると考えています。

室蘭、東京の2拠点体制に



 【野田社長】海外進出はとどまるところを知らないですね。しかし、あくまでも室蘭に拠点を置いています。その思いとは。

 【上村社長】DENZAIのビジネスモデルは、クレーンリースから風力発電などのプラント工事一貫責任施工に進化してきました。

 企業買収・企業再生にも積極的に取り組んでいます。コロナ禍の2020年から22年の間に同業5社を相次いで買収し、グループ間シナジーを創出することで、全社を黒字化させました。この全国・世界に広がるグループネットワークが私たちの成長の源になっています。

 海外には現在10カ国に海外子会社を設立し、今年2月にシンガポール海外本社をオープンさせました。現在はタイに法人設立を進めているほか、米国やフィリピン、サウジアラビアなどへの進出を検討しています。

 2022年度の海外売上高は70億円でしたが、30年までに海外売上高を100億円まで成長させる計画です。そして、長期経営計画「DENZAI VISION 2030」で掲げている30年グループ連結売上目標350億円を達成させます。

 DENZAIグループの事業統括会社であるDENZAI株式会社は、本店所在地を東京都港区に登記していますが、23年5月から、本店所在地を室蘭市に移転し、室蘭本店・東京本社の2拠点体制で事業を統括していくことが取締役会で承認されました。

 これは創業の地・室蘭の再興に向けて、さらなる貢献をしたいとの創業者である上村幸広会長の思いから実現したものです。

▷市は民有地を買い戻し港湾利用に
漁業と共存共栄の洋上風力に



 【野田社長】その室蘭の復興策が、理事長を務めるMOPAの積極的な取り組みにつながっています。

 【上村社長】室蘭のポテンシャルを生かし、洋上風力拠点化を推進し、地域経済再興の起爆剤にしたいと考えています。「街」が安定的、継続的に発展していくためには、社会ニーズや課題に合わせて絶えず変化していかなくてはなりません。

 私たちの故郷、室蘭も洋上風力由来の再生可能エネルギーを活用した「ゼロカーボン工業都市」を目指して、大きく舵を取るべき時と考えています。

 今後、MOPAでは、すでに洋上風力と漁業に関する大学を結び付け、北海道における洋上風力と漁業の共存共栄実現に向けた調査・研究プロジェクトをスタートさせる計画です。

 プロジェクトには室蘭市や道庁はもちろん、全漁連や漁業関連の皆さまにもご指導を仰ぎながら、進めていきたいと考えています。その他、市には民有地の買い戻しを進めて港湾用地のバックヤードを確保してほしいと考えています。

▷古い習慣から脱皮を
市長選は「個人の意思」で



 【野田社長】間もなく室蘭市長選挙の投票日です。3人の候補者はともに洋上風力に積極的な公約を掲げていました。

 【上村社長】3候補者が「洋上風力拠点化」に向けて、前向きな政策を掲げていただいていることに大変感謝しています。

 一方で懸念している点もあります。室蘭では地元の大企業や室蘭市役所の労働組合、商工連盟などが市長候補の推薦先を公表し、それが大きく報道されています。

 地元の大きな組織が上層部の判断で決定した推薦先を示し、その構成員の投票行動をコントロールしようとする試みは、市民一人一人の意見や思いを政治に反映させる民主主義の機能を低下させてしまっていると思います。

 こうした習慣は古い室蘭の象徴であり、「変われない室蘭」を常態化させ、急激な人口減少など街の衰退を招いた一面もあると思います。当たり前のことですが、選挙においては、室蘭市民それぞれが各候補とその公約に正面から向き合い自分たちの街の未来にとって、どの候補が最もふさわしいのか、自分の頭で考え、自分の意思で決定し、投票すべきだと思います。

自分の街だから人任せにしない



 【野田社長】最後に「未来の室蘭」のイメージを。

 【上村社長】私は現在37歳ですが、中学3年生の2学期に、父親の仕事の都合で千歳市から北辰中学校に転校してきました。

 もちろん、千歳の友人たちと離れることは寂しかったですが、あのとき室蘭の人口は10万人以上で、千歳より大きな街でしたので、「都会」に引っ越すことが、わくわくしてうれしかったのを覚えています。中央町のレコード屋さんの品数は、千歳のお店よりもずっと豊富で、洋楽が好きだった私は、そんな都会の風に興奮しました。かつて通ったレコード屋さんの前に立った時、今、室蘭に引っ越してくる子どもたちはどんな思いをこの街で抱くのだろうかと考えました。

 室蘭をもう一度、かっこいい街に。自分の街だから、もう、人任せにするのはやめて「新しい室蘭」を始めませんか。


 うえむら・こうき 2011年に(株)電材重機入社。13年、(株)関東重機(現電材エンジニアリング)買収に伴い、企業再生を担当し、初年度から黒字化させ、3年で売上を倍増させる。18年より海外事業責任者として海外展開を主導。20年以降、国内外の5社の買収を主導し、いずれも単年で黒字化に成功。21年DENZAIグループの事業統括会社DENZAI株式会社代表取締役社長CEOに就任。室蘭においては洋上風力発電拠点化を目指す室蘭洋上風力関連事業推進協議会(MOPA)を20年に立ち上げるなど、地元の産業活性化にも取り組む。シンガポールクレーン協会副会長も兼任する。千歳市出身、37歳。

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株式会社室蘭民報社 代表取締役社長 野田龍也氏

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