
ゴーカートを楽しむ子どもたち
室蘭・祝津商店会(羽田隆会長)主催の「バックトゥザフューチャーin祝津公園」が10日から、祝津町の祝津交通公園で始まった。ゴーカートや海の工作、抽選会などのイベントが繰り広げられ、多くの家族連れらが来場。子どもたちの歓声や笑顔が広がった。きょう11日まで。
交通公園は以前、ゴーカートを運転することができ、子どもたちに人気だったが、2004年3月末に惜しまれつつ廃止した。ゴーカートを復活させ、祝津地区を盛り上げたい-と、イベントの開催を決めた。
ゴーカート体験では、一人1周400メートルを2周。直線では時速10キロほどのスピードで走ったり、カーブはぶつからないように慎重に曲がったりと子どもから大人までが楽しんでいた。
ほかにも市立室蘭水族館による海の工作体験、室蘭やきとりやたこ焼きなどのキッチンカーの出店、抽選会などもありにぎわいを見せていた。公園内をキャンプ場として開放し、8組のキャンパーがアウトドアを満喫した。
羽田会長は「昔この公園でゴーカートを乗った子どもが親となり、自分の子どもを連れて遊びに来てくれた。懐かしいと楽しんでくれてうれしい」と話していた。
登別市から訪れた鷲別小学校1年の佐々木葵さんは「最初は少し怖かったけれど、スピードが出て楽しかった。カーブが難しかったけれどまた乗りたい」と笑顔を見せていた。
きょう11日はゴーカート体験のみで、午前10時から正午まで楽しめる。