
自慢の「かに飯」はボリューム満点。レストラン内は広く、テーブルにはアクリル板も設置している
かに飯、かに天丼人気
屋根に載る巨大な熊とサケがシンボルで、国道36号沿いにある白老町竹浦96・2のかに御殿。1階にあるレストランでは「かに飯」のほか、「かに天丼」やラーメンなど多彩なメニューが並ぶ。“海の幸のデパート”ならではの、こだわりが詰まった味には、観光客のみならず道内からもファンが通う。
看板商品の「かに飯」は、道内一のボリュームを自負。具材はカニのむき身100パーセント。かまぼこは一切使わない。具材は毎日手作りで仕込み冷凍せず、炊きたてのご飯にたっぷり乗せるのが自慢。カニの値段は例年になく高騰しているが、利益度外視の一品だ。
「かに天丼」も人気メニューの一つ。天ぷらは、食べ応えがあり、うま味がしっかり感じられるズワイガニを厳選。「えび天丼」は、大ぶりなエビのプリプリとした触感を残しながら、サックリと揚げた衣で包む。料理は全て道産米で、地産地消にも力を入れる。
専門店に負けないこだわりのラーメンも人気。「釜山ラーメン」は辛いだけでなく、熟成させたみその深い「コク」が後を引く。菊地博章代表取締役社長自らが、納得の味を求め全国のみならず、釜山などにも足を運んで完成させた逸品。
このほかにも、店内にはいけすに入った新鮮な魚介類が並んでおり、レストランで食べることも可能だ。
駐車場には観光バスが止まり連日にぎわうが、菊地社長は「大小各種宴会はもちろん、地元の人にぜひ味わってもらいたい」と、レストランの利用を呼び掛けている。
レストランの営業時間は午前10時から。オーダーストップは午後2時半、土、日曜日、祝日は午後3時。問い合わせは電話0144・87局3887番へ。