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2025/11/26 11:00スポーツ

〈動画〉大関安青錦が誕生、21歳ウクライナ初 初土俵から14場所、最速

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大関昇進の伝達を受け、口上を述べる安青錦(中央)。左は安治川親方=26日午前、福岡県久留米市

◆―― 「さらに上を目指し精進」
 日本相撲協会は26日、大相撲初場所(来年1月11日初日・両国国技館)の番付編成会議と臨時理事会を福岡国際センターで開き、関脇安青錦(21)=本名ダニーロ・ヤブグシシン、安治川部屋=の大関昇進を正式に決めた。ウクライナ出身初の大関誕生となった。初土俵から所要14場所での大関昇進は、年6場所制となった1958年以降初土俵で琴欧州(後の琴欧洲)の19場所を上回り最速(付け出しを除く)。

 安青錦は安治川部屋の宿舎がある福岡県久留米市で昇進伝達式に臨み「大関の名に恥じぬよう、また、さらに上を目指して精進いたします」と口上を述べた。同じ伊勢ケ浜一門の浅香山理事(元大関魁皇)と大島審判委員(元関脇旭天鵬)が使者を務めた。

 新入幕から所要5場所も58年以降新入幕で大の里に並び最速となる。21歳8カ月は58年以降初土俵で、白鵬の21歳0カ月に次いで4位の年少昇進記録。

 安青錦は前傾姿勢を崩さない攻めを持ち味に順調に出世を続け、今年春場所の新入幕から5場所連続11勝以上と抜群の安定感を誇る。23日に終了した九州場所では横綱豊昇龍との優勝決定戦を制し、初優勝を果たした。初場所は2横綱2大関となる。


 安青錦 新大(あおにしき・あらた=本名ダニーロ・ヤブグシシン) ウクライナ・ビンニツァ市出身、安治川部屋。ロシアのウクライナ侵攻後、相撲を続けるために22年4月に来日。23年秋場所初土俵。24年九州場所新十両。25年春場所新入幕。同年秋場所新小結、同年九州場所新関脇。優勝1回。殊勲賞1回、敢闘賞2回、技能賞3回。得意は右四つ、寄り。182センチ、140キロ。21歳。

 【安治川部屋】元関脇安美錦の現師匠が伊勢ケ浜部屋から独立し、2022年12月に設立。九州場所の番付では安青錦ら力士8人が所属している。所在地は東京都江東区石島。宮城野親方(元横綱旭富士)は1993年4月に「東北の暴れん坊」と呼ばれた元関脇陸奥嵐から安治川部屋を継承し、2007年11月に伊勢ケ浜部屋へ名称を変更。現在へと至る。

 【大関の待遇】日本相撲協会の看板力士として、各種行事に横綱とともに参加する。月給は横綱の300万円に次ぐ250万円。関脇、小結より70万円高い。東京開催場所では両国国技館の地下駐車場を使って出入りが可能。2場所連続の負け越しで陥落するが、関脇に落ちた場所で10勝以上すれば翌場所に復帰できる。横綱昇進には2場所連続優勝か、それに準じる成績が必要とされる。

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