
パラグアイと引き分け、上田(18)をたたえる伊東ら日本代表=パナソニックスタジアム吹田
サッカー日本代表は10日、大阪・パナソニックスタジアム吹田での国際親善試合でパラグアイ代表と2―2で引き分けた。前半に先制された後に小川(NECナイメヘン)のミドルシュートが入り、追い付いた。後半に勝ち越されたが、終了間際に途中出場の上田(フェイエノールト)が同点ゴールを決めた。
世界ランキング19位の日本は同37位のパラグアイと通算5勝5分け2敗となった。14日には世界ランク6位のブラジルと東京・味の素スタジアムで顔を合わせる。
日本 2-2 パラグアイ
▷得点者
【日】小川(前26分)、上田(後49分)
【パ】アルミロン(前21分)、D・ゴメス(後19分)
【評】日本は試合終了間際に追い付き、引き分けた。1―2の後半追加タイム、伊東の右クロスを途中出場の上田が頭で押し込んだ。0―1の前半26分は小川が放った強烈なミドルシュートがゴールに入った。守備が崩される場面は少なかったものの要所で対応が甘く、前半にロングボールから先制を許し、1―1の後半19分にはクロスから頭で決められた。(時間は非公式)
◆―― 得点期待するFWが取った
森保一・日本代表監督の話 選手は2回リードされても追い付くんだ、試合をひっくり返すんだ、という気持ちで戦ってくれた。得点を期待するFWが点を取ってくれたことで、チームとしてさらに自信を深めて積み上げていける。