6回ソフトバンク2死二塁、代打近藤が右前に適時打を放つ=甲子園
 プロ野球のSMBC日本シリーズ2025は29日、甲子園球場で第4戦が行われ、パ・リーグ2連覇のソフトバンクがセ・リーグ覇者の阪神に3―2で勝ち、3連勝で対戦成績を3勝1敗として5年ぶり12度目の日本一へあと1勝とした。
 ソフトバンクは二回に山川のシリーズ記録に並ぶ3試合連続の一発となるソロ本塁打で1点を先制。五回は柳町の犠飛、六回は代打近藤の適時打で加点した。大津が5回無失点と好投。終盤は継投で反撃をしのいだ。
 どちらかが4勝した時点で終了。阪神は劣勢から2年ぶり3度目の頂点を狙う。第5戦まで甲子園球場で行われ、第6、7戦は再びみずほペイペイドームに舞台を移し行われる。
◇甲子園 第4戦 ソフトバンク 3勝1敗
ソフトバンク 010 011 000|3
阪神     000 000 020|2
 ▷勝 大津1試合1勝
 ▷S 杉山3試合2S
 ▷敗 高橋1試合1敗
 ▷本 山川3号①(高橋)
 ▷観客 41591人
 ▷試合時間 3時間30分
 【評】ソフトバンクが逃げ切った。二回に山川の3戦連続本塁打で1点先制し、五回に柳町の犠飛、六回は代打近藤の適時打で加点した。大津は多彩な球種で的を絞らせず、5回3安打無失点。八回に2点を返されたが、九回は杉山が締めた。
 阪神の高橋は投手への四球など制球に苦しみ、五回途中2失点。八回に佐藤輝の適時打などで反撃したが及ばなかった。


























































