
胆振総合振興局環境生活課主任 中村まりこさん
縄文文化を身近に感じて
「縄文文化を身近に感じて」と話すのは、胆振総合振興局環境生活課主任の中村まりこさん。管内の出土品や遺跡を紹介するコレクションカードを、関連する施設で配布している。
カードには、「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産である北黄金貝塚や入江・高砂貝塚をはじめとした遺跡や、貴重な文化財などを写真で紹介。「縄文の価値や魅力への認識を深めてほしい」と実施を決めた。
カードの配布場所は北黄金貝塚情報センター(伊達市)、入江・高砂貝塚館(洞爺湖町)ほか、旧絵鞆小学校(室蘭市)、のぼりべつ文化交流館カント・レラ、アイヌ文化情報発信施設イコリ(豊浦町)、苫小牧市美術博物館、軽舞遺跡調査整理事務所(厚真町)の7施設。中には室蘭市で出土した中空土偶や、沖縄から北海道までの交易を物語る貴重なイモガイのブレスレットといった「スーパーレア」もある。各施設400枚限定。「カードはランダムに配布されるので、どんなデザインかはもらってからのお楽しみ」。詳細、問い合わせはホームページまたは同課、電話0143・24・9573へ。