
放水用のホースの連結手順を学ぶ参加者
室蘭市消防団女性分団は、東町の市消防総合庁舎で、可搬消防ポンプや放水に用いるホースの稼働方法を確認した。
1991年の女性分団発足当初から団員数が半減となる15人にとどまっていることから、PRの一環で実施。第6分団の指導を受けながら各訓練に臨んだ。
第6分団9人、女性分団8人が参加した。ポンプの操作では「放水始め」の合図とともに水圧を変えるスロットダイヤルなどを操作し、放水準備。全長20メートルのホースの金具連結や2パターンの収納手順も確認した。
女性分団の森岡靖子分団長は「手順を確認することで、災害発生時の対応がスムーズになる。知識を深め、消火作業の連携を図りたい」と話した。