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2024/03/31 00:00企画・特集

野口観光株式会社 おかげさまで60周年
 野口和秀社長インタビュー

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 国内屈指の温泉地・登別に拠点を構える野口観光が今年、創業60周年を迎える。創業者・野口秀次氏は1963年に登別プリンスホテルを設立以降、多地域への進出による経営の多角化を進めて、先代で和秀氏の父・秀夫氏は価格帯別による客層の多層化を進めた。節目を迎える2024年、洞爺「湖畔亭」(洞爺湖町)をリーズナブルとハイクラスが融合した宿へとリニューアルするなど顧客サービスの向上を進める考えだ。3代目の和秀氏に経営戦略などの思いを聞いた。

 ―社長就任以降の1年半を振り返ると
 「創業者から先代に代替わりした際には、両代表として業務を分担していました。当時は5年ほど両代表の期間がありました。2022年6月に私が社長を受け継いだ際に
も、父である会長との両代表で経営していましたが、同年12月に会長が亡くなりました。助言期間はあったものの、急きょバトンタッチしたこともあり、正直不安も大きかったですが、役員・従業員が支えてくれたことで大きな混乱なく前に進むことができました」

 ―就任の際、先代からどのような言葉があった
 「病気があり、先代も時間が限られていることは分かっていました。多くは語らず『しっかりついてきてくれ』ということですね」

 ―どのような経営戦略を掲げている
 「創業者は地域分散を行いました。先代は客層の多層化です。先代が社長に就任して間もなく発生した有珠山噴火では、北海道全体への影響が大きかったものの、リスクを分散させることができました。当時は添乗員が同行するバス旅行が主流でしたが、現在では団体や個人、インバウンドなど旅行形態は変化しています。コロナ禍でもバス旅行が野口観光グループの主力だったら、危なかったと思います。客層を分けていたからこそ、リスクを回避できたのではないでしょうか。


 今後は創業者や先代が進めてきたことに、私の取り組みをプラスしたい。滞在時間の延長です。現状は1泊2日の行程が多いですが、例えば1週間程度の滞在をしてもらうために、どのような取り組みが必要になるかを考えていきたいですね」

 ―60周年を迎えた。記念事業について
 「特にないのですが、洞爺湖温泉にある湖畔亭のリニューアルが記念事業と言えるでしょう。耐震工事に合わせて内部を改装します。これまではリーズナブルの設定ですが、ハイクラスにも対応できるようにします。玄関はそれぞれ別に設けて、同じ建物の中で異なる客層に利用してもらうイメージです。洞爺湖温泉は交通アクセスが良く、遠方からの利用も多いことが特徴。予定では12月末にオープンする計画です。その他の施設については、全面的なリニューアルではないですが、大浴場など部分改修を進めて、サービスの向上につなげていきます」


 ―コロナ禍が明けて人の流れが活発化している。インバウンドの動きは
 「9割ほど戻ってきている感触を得ています。中国人観光客は団体ではなく、個人客が中心です。今後数カ月程度は個人客が続くと思いますが、団体客が復活すると、入り込みも大幅に改善できるのではないでしょうか。一方で、受け入れに対応するために、人手不足は当面の課題になっています」

 ―人手不足が課題になっている。どう対応する
 「給与アップや福利厚生の改善を進めています。専属のシステム部署もつくりました。少しずつ人材不足を解決していますが、離職率をいかに下げるかが重要。長く働いてもらえる取り組みを進めていかなければなりません」

 ―森のソラニワは子育て世帯に特化。誕生した経緯を
 「リーズナブルな価格帯が会社としての成功例。培った土台に対して、リーズナブルを崩さずに、どのようなコンセプトを掲げるかを考えました。その中で、子どもとの時間を楽しめる手法を導入しました。北湯沢は、北海道の中で知名度は低いかもしれませんが、ソラニワを訪れることで、知ってもらうことができるかもしれません」


 ―入社式で、役職ではなく「さん」付けで紹介する場面がある
 「役職が変更になった場合などで、コミュニケーションが取りづらくなる可能性があります。結果として、お客さまへのサービス提供に影響が出るかもしれません。迷惑をかけてはいけませんので、社長以外はすべて『さん』付けです。10年以上続いているでしょうか。今では違和感なく取り組めています。


 入社式は、入社2年目の先輩たちが主体的に企画しています。新人の中から選抜したメンバーが次年度に向けて企画していますが、なかなか大変だと思います。その中でも楽しんで取り組んでくれていることがうれしいですね」

おかげさまで60周年
進化を続ける ふれあいと、おもてなしの心


野口観光株式会社 代表取締役社長
野口 和秀(のぐち・としひで)
2001年入社。10年常務取締役。17年副社長。22年6月から現職。産業能率大学卒。登別市出身。46歳。

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